お隣の東荒川ダムはとても開放されていて、居心地のいいダムだが、この西荒川ダムは閉鎖的で、堤体に入ることはできない。
上部に走っている道より堤体を見下ろすだけである。
クニャっと曲がった天端が珍しい。
天端を眺める。
中央の洪水吐辺りで堤体がクニャっと曲がっている
のがお洒落だ。
ちょっとだけ下流より堤体を眺める。
ダム湖を眺める。
左下に写っているのは堤体。
小さなダム湖だった。
ダム湖より堤体を眺める。
非常用洪水吐はラジアルゲートが2門。
スペック
ダム名 | 西荒川(にしあらかわ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 西荒川/那珂川水系 |
所在地 | 栃木県塩谷郡塩谷町大字上寺島字柄沢 |
位置 | 北緯36度49分00秒 東経139度48分29秒 |
着工年/完成年 | 1962年/1968年 |
用途 | 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水 |
堤高 | 43.5m |
堤頂長 | 116.0m |
堤体積 | 41,000立方m |
流域面積 | 24.8平方km |
湛水面積 | 28ha |
総貯水容量 | 4,300,000立方m |
有効貯水容量 | 3,500,000立方m |
ダム湖名 | 東古屋湖(ひがしこやこ) |
管理 | 栃木県 |
本体施工者 | 鹿島建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 367.0m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 356.75m(6月16日~7月31日) |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 354.00m(8月1日~10月10日) |
予備放流水位 | EL 351.00m |
最低水位 | EL 351.00m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
非常用洪水吐 | 鋼製ラジアルゲート | W6.000m×H5.453m×2門 | 302.6m3/s |
常用洪水吐 | 鋼製ラジアルゲート | W1.550m×H1.550m×1門 | 42.2m3/s |
常用洪水吐 | 放流管バルブ | Φ0.6m×1条 | 4.06m3/s |
アクセス
東北自動車道矢板ICが最寄りのインターとなる。
このインターから県道30号線に入るわけだが、ここはちょっと複雑なので注意。
インター出口は、手前と奥があり、手前を選択。
奥は国道4号線へと続く。
インター出口から県道30号線を北上、那須方面へ進む。
6kmほど進むと、本町という交差点があるのでここを左折。
国道461号線に入る。
この国道を8kmほど進むと、県道63号線との交差点を迎える。
交差点名は「玉生」。ここを右折し、県道へ進路を変える。
4kmほど走ると、東古屋へ向かう道が左手に分岐するので、進路を東古屋方面へ変更する。
ここから4kmほど走ると西荒川ダムに到着する。
このダムは駐車場もなく、見学コースもないが、道路が広くなっている部分があるので
ここに車を停めるべし。
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