五十里ダムのすぐ上流に建設予定のダム。
2003年6月現在、現地はまだ何の雰囲気も伺えないが、ダム建設の案内看板だけは立っていた。
ダムが無い河川や近辺の山の様子を見ていると、本当にここにダムができるのだろうかと思ってしまう。
ちなみに、その上流にある仲内ダムは、このダムの完成によって水面下に沈んでしまう。
ダム建設の案内板。
この場所に堤体ができるらしい。
案内板と河川左岸の山。
この山に堤体がくっつくのだろうか。
白い柵の向こうは湯西川。
案内板の場所から湯西川を眺める。
少量の水が流れていた。
案内板の場所より上流を眺める。
こう見ると、確かにダム建設に都合がよい場所に見える。
堤体はこんな感じになります。
いつ頃完成の予定なんでしょうか。
スペック
ダム名 | 湯西川(ゆにしがわ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 湯西川/利根川水系 |
所在地 | 栃木県日光市西川地先 |
位置 | 北緯36度56分10秒 東経139度39分48秒 |
着工年/完成年 | 1982年/2012年 |
用途 | 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/かんがい用水/上水道用水/工業用水 |
堤高 | 119m |
堤頂長 | 320m |
堤体積 | 1,060,000立方m |
流域面積 | 102平方km |
湛水面積 | 198ha |
総貯水容量 | 75,000,000立方m |
有効貯水容量 | 72,000,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 国土交通省 |
本体施工者 | 鹿島建設・清水建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | EL 695.0m |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 695.0m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 681.0m(6月15日~9月30日) |
最低水位 | EL 624.0m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
非常用洪水吐 | 自由越流式 | H5.0m×W14.4m×6門 | 1,900m3/s |
常用洪水吐 | ラジアルゲート | W2.6m×H2.4m×2門 | 100m3/s |
アクセス
付近にある五十里ダムからのアクセスを掲載させてもらう。
もちろん、この五十里ダムも見学お勧めスポットである。
国道121号線を、五十里ダムからダム湖上流へ向けて走る。
2kmほど走ると、湯西川温泉方面へ向かう県道249号線があらわれる。
この県道を左折。進路を湯西川温泉方面へ取る。
進行方向右手には、五十里湖が広がる。
この湖を眺めながら4kmほど走ると、五十里ダムの最上流部があらわれる。
ここからが要注意。
進行方向右側に注意しながら走って欲しい。
ちょっとした駐車スペースがあり、横長の看板がある場所があるはずだ。
何気ないスペースなので見落とさないで欲しい。
ここが湯西川ダム建設予定地なのだ。
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