掛川市が所有するかんがい用水専用のアースダム。
工業団地の内部にあり、道中、こんな所にダムがあるのかと思わせる。
堤高は15mとのことだが、もしかすると15mも無いかも知れない。
ダム直下は農地として開発されており、下流側埋め立てのため、高さを失ったように感じる。
上流側も公園、工場として開発されていて、ダム湖の一部を埋めてしまった様子を感じた。
近いうちにダム便覧から削除される可能性があるダムである。
※(一財)日本ダム協会のダム便覧が改訂され、堰と判定されました(2006/4/1)。
下流より堤体を眺める。
堤高15mとの事だが、本当に15mもあるのだろうか。
真横より堤体を眺める。
芝生に覆われた堤体はアースダムならではの光景。
天端を眺める。
歩行者のみ通行可能。
天端よりダム湖を眺める。
奥は公園と工場がある。
自由越流式の余水吐。
その左側に取水設備が見える。
余水吐からの導流部。
草が生い茂っていた。
ダム湖側より堤体を眺める。
ブロックで化粧されていた。
余水吐の隣にある取水設備。
スペック
ダム名 | 細身ヶ谷池(ほそみがやいけ)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 垂木川/太田川水系 |
所在地 | 静岡県掛川市安養寺 |
位置 | |
着工年/完成年 | /1890年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | |
堤頂長 | |
堤体積 | |
流域面積 | |
湛水面積 | |
総貯水容量 | 35,000立方m |
有効貯水容量 | 35,000立方m |
ダム湖名 | 細身ヶ谷池(ほそみがやいけ) |
管理 | 掛川市 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
東名自動車道掛川ICを出て、すぐに右折。
そして、一つ目の信号を右折、県道38号線を北上する。
線路をくぐり、1kmほど走ると、国道1号線との交差点にさしかかる。
この交差点を右折、国道1号線を東京方面へ走る。
2.8kmほど走ると、掛川バイパスに通じる道との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、掛川バイパス方面に進路を取る。
掛川バイパスを通り越し、2kmほど走ると、東部工業団地へ続く道が左手に現れる。
ここを左折、東部工業団地方面へ向かう。
右手にジョンソンの工場、そして、パントーネシステムの工場が見えてくる。
パントーネシステムの工場を越して、すぐに右折する。
そして、1本目の左折できる道を左折する。
すると目の前に細身ヶ谷池が見えてくる。
天端脇にちょっとしたスペースがあるので、ここに車を停めて見学するとよいだろう。
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