土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されているダムだが、私はごく普通にある発電専用のダムにしか見えなかった。
雪国にあるため、ゲート上の通路に屋根がついている。
下流より堤体を眺める。
クレスト部にラジアルゲートが6門。
そのうちの2門より放流中だった。
左に発電用の取水口が見える。
右は堤体。
ダム湖は浅そうだった。
真横より堤体を眺める。
雪国らしく、ゲート操作室に屋根が着いている。
また、柵があったため、これ以上近づけなかった。
ダム湖より堤体を眺める。
ひっそりと佇むという印象のダムだ。
ダム湖を眺める。
スペック
ダム名 | 薮神(やぶがみ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 破間川/信濃川水系 |
所在地 | 新潟県魚沼市須原 |
位置 | 北緯37度18分10秒 東経139度00分18秒 |
着工年/完成年 | /1941年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 23.0m |
堤頂長 | 98.0m |
堤体積 | 23,000立方m |
流域面積 | 373.2平方km |
湛水面積 | 21ha |
総貯水容量 | 1,857,000立方m |
有効貯水容量 | 671,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東北電力(株) |
本体施工者 | 白沢組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 6門 | |
発電所使用水量 | 30.00m3/s |
アクセス
関越自動車道小出ICを出て、右折。
関越自動車道をくぐると、すぐに道はT字路にさしかかる。
このT字路を左折、県道70号線に入る。
8kmほど走ると、破間川にかかる橋を渡る。
この橋の上で右手上流を見て欲しい。
薮神ダムが見えるはずである。
さらにダムに近づくには、橋を渡りきり、右手の小道に入る。
その小道の突き当たりが発電所だ。
ちょっとしたスペースがあるので、ここに車をとめて見学すると良いだろう。
なお、この上流に破間川ダム・黒又ダム・黒又川第1ダム・黒又川第2ダムなどもあるので、
こちらの見学もあわせておすすめする。
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