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城山ダム

神奈川県

神奈川県所有の多目的ダム。
城山ダムの貯水池名は津久井湖。
ちなみに、すぐ上流に本沢ダムがあり、こちらの貯水地名は城山湖という名前で、ちょっと紛らわしい。
堤体はいたってシンプルな重力式コンクリートダムで、クレスト部にラジアルゲートを4門備えている構造。
堤体下流側の中段ほどの位置に、パイプラインが取り付けられている。
これは残念ながら、景観のマイナスポイントだろうか。また、天端は国道413号線が通っており、かなりの交通量がある。
車で通行すると、ダムの天端を走っているという感覚がなく、湖にかかっている橋を通行しているようにしか思えない。
堤体に隣接している大きな駐車場を見て、はじめてダムの存在に気づくという感じだろうか。
ダムというと、ひっそりと佇んでいるイメージがあるが、このダムに限ってはそんなことはない。
水の運用面でも忙しいダムである。
お隣にある本沢ダムを上部ダム、このダムを下部ダムとして、城山発電所にて最大192.0m3/sの水量で揚水発電をおこない、最大250,000kWの電力を生み出している。
その他、別ルートで、最大32.57m3/sの水を津久井(1号)発電所にも送水し、同様に発電をおこなっている。
ダム湖の有効貯水容量が少なく、神奈川県の人口をカバーするほどの貯水ができない欠点を補うため、 隣の河川にある宮ヶ瀬ダムと総合運用をしている。
このダムの上流にある道志ダムと、宮ヶ瀬ダムを導水管でつなげ、一時的に道志ダムの水を宮ヶ瀬ダムに貯水する。
宮ヶ瀬ダムの有効貯水容量は大きいため、無駄なく貯水する事ができる。
そして、水が必要な時には、宮ヶ瀬ダムの水を、導水管にて城山ダムに放流するという仕組みをとっている。
そんな複雑な運用をしているダムだが、ちょっとだけ古めな、シンプルな造りの平凡なダムだった。


下流左岸側より堤体を眺める。
クレストゲートは6門かと思いきや、4門である。
常用洪水吐はここからは見えない。

もう少し堤体に寄り撮影。
堤体にかかるパイプラインがいただけない。

上流より堤体を眺める。
非常用洪水吐はラジアルゲート4門。
左側に津久井(1号)発電所の取水口が見える。

ラジアルゲートのアップ。
色から検討するに、ステンレス製だろうか。

天端を眺める。
とんでもない交通量。

下流を眺める。
90度左にカーブしている。
正面から写真を撮りたかったが、良い場所が見つからなかった。

ダム湖の様子。
スワンボート乗り場もあった。
休日は家族連れで賑わうのだろうか。

津久井(1号)発電所の取水ゲート。


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スペック

ダム名城山(しろやま)ダム
ダム型式重力式コンクリート
河川名/水系名相模川/相模川水系
所在地神奈川県相模原市緑区川尻
位置北緯35度35分09秒 東経139度17分00秒
着工年/完成年1960年/1964年
用途洪水調節、農地防災/上水道用水/工業用水/発電
堤高75.0m
堤頂長260.0m
堤体積362,000立方m
流域面積1,222.1平方km
湛水面積247ha
総貯水容量62,300,000立方m
有効貯水容量54,700,000立方m
ダム湖名津久井湖(つくいこ)
管理神奈川県
本体施工者熊谷組

水位

設計洪水位
洪水時最高水位(サーチャージ水位)EL 125.5m
平常時最高水位(常時満水位)EL 124.0m
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位)EL 120.0m(6月1日~10月15日)
予備放流水位EL 113.0m
最低水位EL 95.0m

放流設備

用途形状サイズ放流能力
非常用洪水吐ラジアルゲートW10.00m×H16.652m×4門6,000m3/s
常用洪水吐ラジアルゲートW8.000m×H7.436m×2門2,000m3/s
発電所使用水量城山発電所(神奈川県)192.0m3/s
発電所使用水量津久井(1号)発電所(神奈川県)32.57m3/s

アクセス

中央自動車道相模湖東ICより、国道412号線に入る。
途中、相模ダムを左手に見ながらしばらく行くと、国道413号線との交差点にぶつかる。
この413号線を左折。
そのまま道なりに走って行くといつの間にか城山ダムの提体の上を通過する。
一見湖にかかる橋を通過するだけに思えるので注意。
駐車場の反対側に、ダムの提体を眺められる見学コースがある。
コースというよりは公園に近いのだが・・・。
5分少々で見学できてしまうので、ついでに見たい方にはおすすめ。


コメント

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