堤高が26.1mのロックフィルダム。
これは結構珍しい。
また、このダムはとても開放的で、屋根テーブルやベンチ、芝生なども各所にあり、晴れた日にお弁当を持って訪れたいダムのひとつである。
小ぶりなロックフィルダム。
ロックフィルというと堤高50m以上を思い浮かべるが、このダムは26.1m。
左に放水路が見える。
横から堤体を眺める。
夏場は草が岩場を生え上がり、アースダムの様になってしまうのだろうか。
天端を眺める。
歩行者通行可能。
天端よりダム湖を眺める。
水が少なかった。
この奥に、水とふれあえる施設があるが、そこには水がなかった。
自由越流式の洪水吐。
洪水吐の奥、ダム湖側の岩が露出している。
水がない証拠。
奥の建物は取水塔。
洪水吐より下を見る。
水が坂を下る前に一回貯め、減勢する構造のようだ。
ダム湖より堤体を眺める。
堤体の色が変わっている部分まで水があるはず。
スペック
ダム名 | 塩田(しおだ)ダム |
ダム型式 | ロックフィル |
河川名/水系名 | 簗目川/那珂川水系 |
所在地 | 栃木県矢板市大字塩田 |
位置 | 北緯36度49分34秒 東経139度52分30秒 |
着工年/完成年 | 1977年/2000年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 26.1m |
堤頂長 | 218.0m |
堤体積 | 268,000立方m |
流域面積 | 2.6平方km |
湛水面積 | 6ha |
総貯水容量 | 460,000立方m |
有効貯水容量 | 380,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 栃木県 |
本体施工者 | 三幸建設工業 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
東北自動車道矢板ICが最寄りのインターになる。
このインターから県道30号線を北上するのだが、ちょっと注意。
インター出口は手前と奥の2つあり、手前は県道30号線へ、奥は国道4号線への出口なので、今回は手前出口を選択する。
県道30号線を那須方面へ6kmほど走ると、本町という交差点で国道461号線と交差する。
この交差点を左折、進路を国道461号線へと変更する。
3kmほど走ると、寺岡という交差点があるので、ここを右折。
道は平和な田舎道となる。
先程の交差点より3kmでダム近辺となるわけだが、どこかを左折しなければならない。
3kmほど走った時点で左折すべし。
選択した道が正解ならば、目の前にアースダムのようなロックフィルダムがあらわれる。
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