この冬、電力不足が叫ばれています。
こんな時に活躍するのが揚水発電のダム。
高低差のある2つのダムを水圧鉄管でつなぎ、発電をおこなっています。
発電するときは、高いダムから低いダムへ水を落とし発電をおこないます。
余剰電力がある時は、その電力を使い、低いダムから高いダムに水をくみ上げます。
こうすることによって、余った電力を位置エネルギーとして貯めることができるのです。
揚水発電ダムを応援するため、当サイトに掲載している揚水発電のダムを列挙させていただきました。
※この他にも揚水発電ダムはありますが、写真が無いので紹介しておりません。
新冠発電所(北海道電力)
200,000kW/混合揚水
高見発電所(北海道電力)
200,000kW/混合揚水
矢木沢発電所(東京電力)
240,000kW/混合揚水
安曇発電所(東京電力)
623,000kW/混合揚水
水殿発電所(東京電力)
245,000kW/混合揚水
新高瀬川発電所(東京電力)
1,280,000kW/混合揚水
玉原発電所(東京電力)
1,200,000kW/純揚水
今市発電所(東京電力)
1,050,000kW/純揚水
塩原発電所(東京電力)
900,000kW/純揚水
葛野川発電所(東京電力)
1,200,000kW/純揚水
神流川発電所(東京電力)
940,000kW/純揚水
畑薙第一発電所(中部電力)
137,000kW/混合揚水
高根第一発電所(中部電力)
340,000kW/混合揚水
馬瀬川第一発電所(中部電力)
288,000kW/混合揚水
三尾発電所(関西電力)
35,500kW/混合揚水
蔭平発電所(四国電力)
46,500kW/混合揚水
黒又川第二発電所(電源開発)
17,000kW/混合揚水
池原発電所(電源開発)
350,000kW/混合揚水
長野発電所(電源開発)
220,000kW/混合揚水
新豊根発電所(電源開発)
1,125,000kW/混合揚水
沼原発電所(電源開発)
675,000kW/純揚水
奥清津&奥清津第二発電所(電源開発)
1,000,000kW&600,000kW/純揚水
下郷発電所(電源開発)
1,000,000kW/純揚水
城山発電所(神奈川県)
250,000kW/純揚水
揚水発電を実感しよう
川の防災情報というサイトを見れば、ダムが(揚水)発電しているか、揚水をているかリアルタイムで見ることができます。
例えば新豊根ダム。
このダムは揚水発電の上池にあたります。
ということは、貯水位が下がれば発電をおこなっている、逆に、上がれば揚水しているということになります。
ただし、雨の影響であったり、発電以外の放流もあるので一概に言えませんが、大まかには把握できます。
上の図の青線は貯水位、黒線は放流量を示しています。
貯水位が下向きの時、放流(発電だと想像できる)がおこなわれています。
逆に、貯水位が上向きの時は揚水がおこなわれていると想像できます。
なお、不思議なことに、緑線の流入量は正しいデータを示していません。
その証拠に、流入量がほぼゼロでも水位が上がっていたりします。
ということで、皆さんもリアルタイムに揚水発電ダムの働きを見てみませんか?
当サイトに掲載している全ての揚水発電ダムはこちら。
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